【レビュー】PS4 ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて

もうめっちゃこれ書きたかった！
今作は表ボス（ウルノーガ）クリアした時点で、まだストーリーの6～7割程度です。
そこからの展開がほんと凄い。

PS4版のおまけ要素

まあどっちにも言える。
おもんない

マジスロ

パチスロやん。
本物に似せる必要ある？本物打ちたいならパチ屋行けばいい。

ボウガンアドベンチャー

ただただ苦痛。
見にくい的の配置、走り回ったあげく貰える報酬のショボさ。
なんか新天地行ってもこれが頭にあるから満足に景色眺めることができない。

いろんな過去作のオマージュ

オマージュ？なのか？
ストーリーの随所に散りばめられた過去作の足跡。
わかりやすいところをピックアップしてみました。

ダーハルーネのきぐるみ兄弟

DQ6のシエーナのバザーですね。
DQ6では世界地図でした。
きぐるみに関してはストーリー進行的にもギリギリ買える金額なので
気づかない人も多かったんではないでしょうか。
ちなみにニズゼルファ直前（イシの村復興イベント後）は
きぐるみの代わりにしんぴのビスチェを売ってくれます。
これも元の金額の1/10で購入できます。

グロッタ闘技場

DQ4の第2章、エンドールで行われた武闘大会ですね。
流石にアリーナこそいませんでしたが、
ベロリンマンをはじめ、ビビアン、ミスター・ハンなど懐かしい名前がたくさんでてきました。
音楽も懐かしいものになっていましたね。

ウルノーガの軍団

ナンバリングではないですが、ダイの大冒険ですね。
6軍団、軍団長が毎回なんか喋る　と、それっぽい形になってます。
ヒュンケルはいなかったけどヒュンケルのお父さんはいっぱいいた。
ちなみにクリア後には勇者が空破斬なんかを覚えます。
構えがちゃんとアバンストラッシュ。

終盤フィールド音楽

過去に戻って、ホメロス、ウルノーガを倒したあとのフィールド音楽。
DQ3のフィールド音楽に変わりますね。
ここも鳥肌たった。
けど、せっかく今作のオリジナルの音楽があるんだから切り替えられるようにしてほしかったなあ。

主人公たちの紋章

勇者の紋章をはじめ、今作のキャラにはそれぞれ固有の紋章があります。
スキルパネルの形も紋章と同じになってますね。

ちなみにこれ、DQ6に出てくる伝説の武具に対応しています。

• ラミアスの剣 → カミュ
• スフィーダの盾 → 主人公、ロウ
• セバスの兜 → セーニャ、ベロニカ
• オルゴーの鎧 → マルティナ、シルビア

なんか剣がカミュなのが若干違和感ありますが、あの容姿を考慮すると順当な気もします。

ベロニカの死

大半のプレイヤーを絶望させた今作でも屈指のこのイベント。
全員が助かった後に遡ってイベントを見せるこの方法はいいなと思いました。
「実は彼女のおかげで助かってたんやで」というメッセージ＋絶望。
さらにその後のイベントで「戻ってこない」のが確定するかのような振る舞い。
セーニャが覚醒してベロニカのスキルポイント、スキルパネルを継承するのを見て、
「あ、これもうだめだわ」とまた絶望。
さらにベロニカが装備できるのが杖とムチ。
これがセーニャだったらダメなんです。
スティックはセーニャしか装備できないから今までの装備が無駄になる ＝ ってことは復活するかも？
と、期待させてしまいます。
でもベロニカの場合、杖はロウ、ムチはシルビアが装備できます。
ロウを使わざるを得ない状況への絶望。

ウルノーガ戦のセーニャはすごい強かったですが、
ニズゼルファ戦ではベホマズンを撃つ機械1になってました。
ちなみにベホマズンを撃つ機械2は主人公。

真・EDの考察

ニズゼルファ討伐後の最後のエンディング。
これに鳥肌が立たないドラクエユーザはいるんだろうか。
勝手に思ったことを考察していきます。

今作は時渡りすることで世界線がいくつもできるというイメージです。
例えば作中で主人公やセニカが過去に戻りますが、
戻る前の世界と、戻って運命を変えた世界ができあがることになりますね。
作中でわかりやすく言えば、
ベロニカが死んでいる世界とベロニカが生きている世界が存在することになります。
（セニカの例で言うと、ローシュが生き抜いた世界とローシュが殺された世界。）

まずは命の大樹もとい聖竜。
これ見た感じマスタードラゴンですね？
また、聖竜はエンディングでこうも言っています。

「私が闇に染まった時はどうかその剣を手に・・・」

これは聖竜 → 竜王となり、ラダトームのロト伝説につながるような気もします。
実際エンディング中でもこのセリフの後に勇者の剣にカメラが寄り、
再びカメラが引いたときにはラダトームの鎧を身にまとい、
荒野に佇む1の主人公に変わっていました。
つまり、正当な歴史は11のお話のあと、聖竜になんかが起こってロト編へつながる。
それを阻止するために誰かが未来から聖竜が闇堕ちする前へ時渡りし、
何事もなく続く世界が天空編なのかなあ、なんて思ったり。

すべてのムービーが終わると女性が本を閉じ、そっと本棚に戻します。
背表紙には主人公の手にあった勇者の紋章がかいてありました。
そして女性は2階へ上がり自身の息子であろう少年を起こします。

「起きなさい、わたしの可愛い子・・・」

これが私の中で一番やばかった。

あ、過去作を知らない人用に説明しておくと、
これはDQ3のオープニングです。
ロト編の時系列順では一番初めの作品ですね。
これにより 11 → 3 → 1 → 2 とつながりました。
最後にこれを持ってくるセンスがほんと好き。

ちなみに、エンデイング中でイシの村教会の神父さんが教えてくれる
ふっかつのじゅもんで冒険をはじめると、少し特別なアイテムを持った状態でスタートします。
アイテム欄の先頭の文字を縦読みすると・・・？