【FEH】FE初心者の方へのススメ
2017.02.27 11:45 | コメント(0) | FEH
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
どうも、さつきさん(玄人)です。
嘘です。
あの偉い発明家も凶悪な犯罪者もみんな昔子供だったんです。
今回は、
「なんかみんなFEHやりはじめたからなんとなく始めたけどいまいちよくわからん。」
「やり始めたいけどどういうゲームかよくわからん。」
「何がわからんのかがわからん。」
というお悩みに答えていこうと思います。
応えられるかは不明ですが。
ファイアーエムブレムとは
過去記事に書いたかもしれませんが、もう一度。ファイアーエムブレム(以下、FE)は
シミュレーションRPG(以下、SLRPG)と呼ばれるジャンルのゲームです。
様々な機種で様々な作品が発表されていますが、基本的なゲームシステムは一貫しています。
最大の特徴は、一度マップ上で死んだ仲間は蘇らない。
セーブ時点までロールバックはできるものの、なかなかスリリングなプレイができます。
あばうとなおはなし
世界がいくつかの勢力に分かれて争ってます。主人公はだいたいどこかの勢力の王子であったり、確かな血筋の正義感にあふれるやからです。
はじめは敵対勢力との小競り合いをしてますが、大体裏側で竜族が糸を引いてます。
それに気付いた主人公たちは、人類の存亡をかけ、竜族に挑みます。
こんな感じ。
SLRPG
スパロボやGジェネ、サモンナイトやFFタクティクス、シャイニングフォースなど、いろいろと同じジャンルのゲームが出ています。
これらをプレイしたことのある人は直感で理解できると思います。
SLRPGとは、チェスや将棋のようなルールで戦闘を行います。
ターン制で自軍の駒を操作し、相手の駒を倒していきます。
要は、自分の駒が無くなる前に相手の駒を全部潰すと勝ちです。
余談ですが、自分が考えてる間も刻々と時間が過ぎていく、
リアルタイムストラテジー(RTS)というジャンルのゲームもあったりします。
トイレ行って帰ってきたら死んでた(実話)
ターン制であるがゆえに、深い戦略が必要になります。
なんか難しそう・・・と感じるかもしれませんが、
AIは某ポナンザのような深読みはせず、一定のアルゴリズムでしか動かないため簡単に釣れます。
FEHについて
FEHは上述したとおり、SLRPGです。駒はガチャや、特定のマップをクリアすることで入手できるキャラを指します。
自陣は最大4体編成。
敵さんは4~5体。
バトル時には「すくみ」と呼ばれる相性システムがあるため、
攻撃時には相性を考慮すする必要があります。
(じゃんけんを想像するとわかりやすいです。)
キャラ
キャラにはレアリティ(★1~5)が設定されており、★5が最高レアリティです。レア度が上がると全体のステータスが上がるだけでなく、
キャラごとに覚えられる固有のスキルや、より強い装備品が装備可能になります。
スキル
スキルは味方や敵のステータスを変化させるバフ/デバフ系、数ターンに一度強力な攻撃が発動が可能な必殺系、自身のステータスをアップさせるステアップ系、
コマンドとして使用が可能なアクティブスキル、常時効果が発動するパッシブスキルなどがあります。
基本的にスキルをセットして弱くなることはないので、
取れるものはどんどん取っていくと良いと思います。
すくみ
本家にもあるシステム。FEHでは、赤・青・緑・灰の4つの色があり、
- 赤は緑に強く、青に弱い
- 緑は青に強く、赤に弱い
- 青は赤に強く、緑に弱い
灰色属性
灰色は得意/不得意な相手がありません。「無属性」と呼ばれるグループです。
不得意な相手がいない分、誰に対しても攻撃していける反面、
特別に得意な相手がいないため、爆発的な火力は見込めません。
戦闘について
キャラの相性の次は戦闘方法について。戦闘方法はターン制です。
味方を全部動かしきるか、明示的に「ターン終了」を宣言することで、敵のフェイズが始まります。
敵はすべてのコマを動かしてターンを終了します。
危険範囲
コマを交互に動かすという特性上、以下に有利な盤面へ持ち込むかが大事になってきます。迂闊にコマを進めてしまうと、敵のターンにボッコボコにされてしまいます。
「危険範囲」をタップすると、敵のコマが次のターンどこまで移動してくるのかが分かります。
戦略を練るのに重要になってくるので、使い方は覚えておくといいでしょう。
敵の行動
敵のAIは割と単純です。だいたい、次の通りにターゲットを決定して進んできます。
- 自分の攻撃可能範囲にいる敵を選ぶ
- 確殺のできる敵を選ぶ
- 反撃されない(自身の被ダメが最小となる)敵を選ぶ
- 最もダメージが与えられる敵を選ぶ
- 体力が減っている敵を選ぶ
例えば、味方のエルフィ(青槍・従騎士)を敵のヘクトル(緑斧・重騎士)の直線上に置いておくと、
ヘクトルさんはじりじりエルフィめがけて歩いてきます。
ところが、横からルキナ(赤剣・歩兵)をヘクトルさんの攻撃可能範囲に置くと、
ヘクトルさんは攻撃対象をルキナに変更します。
(ちなみに、この勝負でヘクトルさんは散ります。)
このように、わざと相手の得意なコマを囮にして、
別のコマで相手の戦力を潰していくことが重要になります。
「強い」の定義
戦略に依る部分が多いこのゲームでは、キャラの強さ≠総合的な強さです。先述したとおり、相性をしっかりと把握し適切に配置することでクリアは十分可能です。
もちろん、強いキャラを入手できるとそれだけ戦略に幅が持てるようになるので、
強キャラが居るに越したことはないです。
戦略が重要なのはここまでで散々お話してきましたが、ここからはキャラの育成についてお話します。
強くなるために ~LV上げ編~
まずはガチャなり、英雄戦なりでキャラを揃えます。お気に入りのキャラでパーティを編成したら、修練の塔へ向かいます。
これがこのゲームの主なレベリング場かつ、現状のメインコンテンツです。
修練の塔の効率の良いレベリング
基本は育てたいキャラクターのレベルと同じまたは、キャラのレベル+2~3くらいの階層へ突撃するのが理想です。
ただしその際に注意が必要なのは、相手の属性をよく見ておくこと。
例えば緑を育てたいのに、出現する敵キャラが赤ばかりだと、
レベルが近くても満足にレベルがあがりません。
このゲームは死んでもキャラが消えることはありませんが、
キャラが死んだ場合、そのマップでそれまでに得た経験値は消失します。
また、このゲームは自分よりもレベルが低い敵を倒した場合、
(修正予定だそうですが、)得られる経験値が著しく下がるという状態です。
堅実にちまちまと上げていく方法もありといえばありですが、
少し強い敵に立ち向かったほうが圧倒的に育成は早いです。
強くなるために ~パーティ編成編~
ここではパーティを組む際の注意点などを上げていきます。一応ストーリーにも、闘技場にも使えるような形で考えてますが、
どちらかというとストーリー攻略目的と捉えてください。
属性が偏らないように
各マップごとに僅かに出やすい属性の偏りはありますが、基本的には4属性すべてが配置されると思ったほうが良いです。
パーティ編成で一色に偏らせる場合は、不得意な属性の敵1体に壊滅させられる可能性もあります。
最低でも赤青緑から2色は入れるようにしたいです。
無属性を混ぜるのも効果的ですね。
攻撃方法が偏らないように
次に考えるのは攻撃方法。攻撃には物理と魔法の2種類があり、それぞれ対応する防御ステータスが違います(守備/魔防)。
魔法使いキャラは基本的には守備が低いので簡単にやられてしまいますが、
中には魔法に滅法強いキャラがいたりします。
逆に重騎士は守備については鉄壁を誇りますが、
魔法で攻撃すると意外とあっさり倒せてしまったりします。
例えば、物理キャラだけで集めた時に重騎士ばかり出てくるステージに遭遇したらどうでしょう。
非力なキャラの場合、得意属性であってもダメージが全く通らないという事態になりかねません。
こういう状況にならないため、4体すべてが物理または魔法に偏らないように調整しましょう。
ヒーラーの存在
キャラの大多数は敵を殴ることしか考えてませんが、中には味方のHPを回復してくれるキャラもいます。
彼らをヒーラー(回復する人)と呼ぶことにします。
ヒーラーは非力かつ耐久性もあまりない(例外を除く)ので、
前線には立たさないような立ち回りが必要となります。
他キャラの影に隠れて進軍してても、敵キャラのヘイトを吸いやすいので、
うっかり吹き飛ばされないように。
ちなみに、ヒーラーの経験値については少し特殊です。
ヒーラーが味方を回復すると、40の固定経験値が手に入ります。
ただし、この経験値は1マップで最大8回までで、9回目以降は経験値がもらえません。
これを利用して、修練の塔1階でひたすら味方を回復し続けることで
安全にレベルを上げることが可能です。
・・・なかなかの苦行ですが・・・。
再行動ユニットの存在
本家をプレイしたことがある人にはおなじみの吟遊詩人と踊り子です。専用コマンド「歌う」「踊る」を使うことで、
行動済みのキャラを再度行動可能にすることができます。
非常に強力なスキルですが、現状搭載されているキャラがアクア(★5限定)とオリヴィエのみ。
オリヴィエは英雄戦で手に入るので、ぜひ入手しておきましょう。
ちなみに、戦力としてはあまり期待できませんので悪しからず。
おすすめキャラクター
最後に、おすすめのキャラを紹介しておきます。【重要】記事作成時点で既にスキル継承の実装が確定しています。
ただし、スキル継承の仕様がわからないため、とりあえず記事作成時点での評価で書いていきます。
リセマラ終了
- ヘクトル
- 現環境の緑属性唯一無二の存在。
速さに拠らない確定追撃、全レンジ反撃、総合ステの高さと、何をとっても一級品。
対策できないかと言われるとそうでもないが、脅威にはなれる。
脚が遅いので、後ろから蹴るなり踊るなりしてください。
リセマラ終了しても良いかも
- タクミ(無弓・歩兵)
- 無属性弓。タクミが強いというよりはタクミが持ってる風神弓が強い。
弱点が無く、2マス射程で安定した火力を誇る。
闘技場では対策されきっているので少し落ち目。 - リョウマ(赤剣・歩兵)
- 通称「海老」
調べると本当にリョウマエビと言う海老がいた。
高火力+速い+全レンジ反撃持ち。
ただし耐久はそこまで無いので注意。 - アクア(青槍・歩兵)
- 貴重な再行動持ち。
能力的にも赤には絶対的な強さを持つ。
まあ再行動についてはオリヴィエで代用が効く。
無くても困らないけど、あれば手放せない。 - エルフィ(青槍・重騎士)
- HP・攻撃・守備が高水準の怪力っ娘。
ヘクトルと突き合わせても余裕で1発耐える。
速さが低いがスキルの守備隊形のおかげで何ら問題がない。
ユリアやニノがいないと太刀打ちできない。 - ルキナ(赤剣・歩兵)
- 3ターンごとに10回復、竜族に特効付きのファルシオンが協力。
ステータスも平均以上、特に攻撃と速さが高いので、生粋のアタッカーとして使える。
ヘクトルぶち殺すウーマン。
使える子たち
- ニノ(緑魔・歩兵)
- バフで強化された分、攻撃力が上がるグルンブレードが強力。
速さも申し分ないため、笑顔でもりもり殲滅していく。
打たれ弱いことと、バフがかかる仲間とセットで行動しないと真価を発揮できないのが弱み。 - カゲロウ(無暗・歩兵)
- 個人的くっころ属性ナンバーワンのお方。
暗器に歩兵特効がついているため、強力なキャラ相手に優位を取れることが多い。
ただし、守備は絶望的なので、壁役は必須。 - リフ/リズ(無杖・歩兵)
- 現状最強ヒーラー。
リフはご奉仕の喜びで自身を回復できる。
リズは攻撃を上げるバフ持ち。
どちらを使うかは好みで。 - カムイ♀(青竜・歩兵)
- 高ステータスに加え、バフ/デバフが非常に協力。
ただし単体で敵を倒す火力はないので、あくまで補助要員。
ここに載ってないキャラが使えないわけではありません。
あくまでピックアップしただけなので、ご参考までに。
まとめ
はい、今回も長くなりました。最後まで読んだ人、お疲れ様です。
ちょっとはためになったでしょうか?
現状、遊べるコンテンツが少ないので、今から始めても十分追いつける範囲だと思います。
リリース当初は「まあこんなもんだろ」だった評価が、
「いい加減なんかしろよ」に変わりつつあります。
直近のアップデート予定はスキル継承ですが、私は結構楽観視しています。
みなさん、ヘクトルに待ち伏せつけるだとか、救援の航路つけるなどと話題にしていますが、
たぶん、そういう強スキルは付けられない仕様なんじゃないかと思ってます。
鼓舞・紋章・覚醒系とステアップ程度じゃないでしょうか。
これだけでも十分に強いキャラは作れそうですし。
さすがにリリースして1ヶ月未満で廃課金仕様にはならないじゃないかなあ?
まあ仮になったらなったで完全な住み分けがされるからあまり影響無いんでしょうけど。
そんなことよりも羽の入手法やらフレンド機能の使い方を見直そうよー。
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