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【レビュー】『三匹のおっさん ふたたび』 有川浩

2015.03.02 17:37 | コメント(0) | 読書感想文

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この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

最近レビューしか書いていぬゎい

このままではヤバい。
どうもさつきさんです。

読んだ本の感想をもっと書かないと!!
と思ったんだけど、時が経つにつれ記憶があやふやになっていく・・・。
熱いうちに記事にしないといけませんなあ。
三匹のおっさんふたたび
前作、『三匹のおっさん』の続編。
三匹の悪ガキとして名を馳せた三人組が、おっさんになって復活。
地域のために「自警団」を発足させ、夜の見回りに乗り出す。
見回り中に起こる事件や、三匹の周りで起こる日常の事件を有川さんのコミカルなタッチで描かれた作品。
書きたいこといっぱいあったのに半分くらい抜け出てどっかいってる・・・。

全体の感想(ネタバレなし)

世界観は共通なものの、各章ごとにお話は完結します。
続編ではありますが、ここから入っても違和感なく読めるとは思います。
ただ、いろいろな人間関係が前作を読んでいた方がより面白いと思いますので、
興味がある方は是非前作からお読みください♪
構成は全部で6話。
見た目結構分厚いんですが、お話ごとに区切りがあるので、あまり疲れることなく読めると思います。
というか、有川さんの書く文章はとても素直に読める文体なので、
活字が苦手な人でも入りやすいんじゃないかな?
これから読書を始めると言う人にもお勧めできる作品です。

これも映像化しやすいだろうなあ。
と思ってたらもうとっくに映像化されていたみたいです。
キャストは私が思っていた印象とは少し違うかな・・・。
ノリさん役の志賀廣太郎さんと、早苗役の三根梓さんはイメージぴったりだった!
有村家クオリティ高し

ちなみに私のキヨさんのイメージはこちら。
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こんな感じで細長いイメージだったんだよ・・・。


感想(ネタバレあり)

ここからは、本編の内容に触れます。
未読の方はお読みにならないことを強くお勧めします。
→ネタバレを了承し、続きを読む


あとがき

やっぱり有川浩さんは大好きですね。
分厚い本でも思わず一気読みしてしまう。
この本は有川さんの入門書としてもオススメできます。

有川さんの作品は多数映画化されてしまっていて、動くお話が目につく確率が高いです。
先に映像イメージが張り付いてしまうのはとてももったいないと感じます。
映像には映像のいいところが当然あるのですが、
小説のいいところのひとつは、自身で想像しながら読み進めることではないでしょうか。
先に模範解答が出た状態で答合わせをするがごとく小説を読み進めるのは、
ちょっともったいないなあと、個人的には思います。

この作品は、特に強いメッセージ性が持たされた作品ではないですが、
何気なく暇つぶしに読み出したのに、気付いたら時間泥棒になっているような一作です。
あと、一番最後に『植物図鑑』のスピンオフ作品が収録されていましたね。
タイトルはおそらく、村下孝蔵さんの楽曲:初恋からではないでしょうか。
以上、今回のレビューでした。
ご閲読、ありがとうございました♪
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